7vision

1  あの時の原体験を胸に!

自然と共に過ごした幼少時代を胸に、自然と共に生きる林業を目指します。

自然との接点を感じたい、保っていたい。山も好きですが、「海」や「川」も好きです。幼少時代に、川遊びや、磯遊びをよくしました。生き物の存在を感じるフィールドで生きてきたし、この生き物を捕獲する遊びを楽しんだのです。代表久米の両親も、自然が好きで、屋久島に移住してしまった(DNAか?)。自然と共に暮らす。狩猟採集的な本能の開花、それは子供教育の大切さ、原体験の大切さ、それがソマウッドの大切にしたいことでもあります。

2 持続可能な未来のために!

あすの子供たちのためにも、持続可能な社会への貢献をしていきます。

こんなこというと、かけ離れた理念か?と思われるかもしれませんが、真剣に考えています。50年後は「オジイチャンの時代って、石油で自動車が動いていたってホント?」って言われるかもしれない。今後は、地球環境のためにもエネルギーの転換(シフト)を進めなければなりません。そのために、持続可能な地上資源である木材製品、木造住宅、木質バイオマス(薪・ペレット・チップ)の利用は促進していきたいのです。古き良き時代には戻れない、だけどイイトコ取りして豊かな暮らしをしていきたいと考えています。

3  国土保全の使命を!

やはり一次産業こそ国の基盤、林業を通し国土を守ります。

「国土を守る」「地域を守る」なんてことを目指し始めた当初は、なんて高邁なミッションなのか、なんてオコガマシイんだ!と思っていました。しかし、最近は自信を持ってそういえるようになりました。海と山は友達といいます。豊かな海は豊かな森があってこそです。海へ美しい水を送り出すには、山を美しく保ち、守らねばならない。林業を通し、少しずつそれが、森林・山林は「国土」という認識が、徐々に実感できつつあります。美しい海の幸は、山が美しく整備をされているから、きれいな水が流れ、美しく豊かな海ができる。だから、海と山とソマウッドは友達です。

4  新たな林業サービスを提供!

単体林業の終焉は近い、新しいビジネス体系や多角化経営を目指します。

 

なんだかんだいって、林業単体だけの未来は厳しいと感じています。副業的、多角経営を目指す新しい林業を求める姿勢が必須ではないかと思っています。「木を伐るだけ」の林業会社はゴマンといる。ソマウッドは違います。育てる人、伐る人、挽く人、加工する人、使う人という一般の消費者にまで接点を求めたい。また、林業がツライからと資産としての山林の放棄されている方もいますが、地主さんの中にも、環境林・景観林として自分の山を認識されている人がいます。ソマウッドにとって新たな嬉しいお客様です。林業(素材生産)の会社といえども、木材搬出以外の「サービス商品」を持ち、すべてはお客様の山林の資産価値向上のために、尽力してまいります。

5   すべてはお客様の「利益」のために!

思い切った決断と思い切ったスピードある行動を心がけます。

私たちはいわゆる受け身の体制での林業会社ではなく、新しい林業機械や新たな技術、新たなビジネス視点を取り入れ、お客様(山林所有者、原木市場、製材所、工務店様)のために、より「おもしろく」「わくわく」した仕事を行い、「利益」につながる提案をしていきます。私たちは山林を愛していますが、その山林は所有していません。Iターン者であるからこそ背負っているモノがないのです。いまの利益というより長期的な利益のために、よりよい木を育てる、より美しい景観をつくる等、思い切って伐る、思い切って植える等で、山林の価値を高めるということを集中していけるのです。

6 地域密着の信頼を!

山林相続を未来へつなぎます。

私たちソマウッドは、この地域で代々山林を所有し林業に熱い想いのある林家(地主)に信頼を頂き、いま森林管理計画と施業を託されています。たまたま、その地主様の息子様と代表の久米の年齢が近いこともあって「次の世代に任せたい」ということからソマウッドは信頼を得て、未来へつなぐ森づくりを行っています。自分の息子(世代)と共に「歩んで」もらえそうというお声はうれしくもありました。
いま、ソマウッドの社員は、みなこの地域に住んでいて、この地域に根ざしつつあります。住みながら、暮らしながら、仕事をしている。両河内(清水区)には台風、大雨、自然災害あっても、すぐに飛んで行ける。その地域密着と機動力を誇りにしていきます。

 

7 先人への感謝、未来への希望!

自然への畏敬の念を持ち、人生の諸先輩をリスペクトし続けます。

林業は、地域の歴史そのものだと思います。どこの山に何があって、どんな風土、気候、土壌、またそこに関わってきた人たちの地域史への理解がなければ山林の施業はできません。人生の先輩の話には耳を傾けて、「聞く耳」を持つ人、「聞ける耳」のある会社でありたいのです。ソマウッドが、この地域を愛し、林業を愛し、この仕事をし、ここに暮す理由は、人生の諸先輩方々の哲学や生き様そのものが魅力的で、惚れ込んだからです。暮らしをし始めて何もわからぬ頃、「自分の子供のように」接していただいた諸先輩への感謝もこめ、地域の「歴史」を紡ぎ、伝えるおとで、地域の資源であるこの山林をよりよい価値にし、恩返しをしてゆきたいのです。